【続・110日目】被災地で感じたこと

被災地で感じたこと。

忘れられないものとなりました。







どうも、hina8maです。




今回は東日本大震災でもより被害が甚大だったとされる陸前高田市のお話です。当初、東北に入ったとしても被災した様子の写真を撮影して、こうしてブログへ公開するという事は実はしないでいるつもりでした。そういった事は過去に色んな旅人がして来ていますし、いつまでも被災地という認識で発信するのも良くないのではないかなと思っていました。



でも最終的には撮ろう、そして公開しようと思いました。

被災地へと赴き、感じる事は本当に人それぞれだと思いますが、この地で震災があった事実は無くなりませんし、震災が発生して5年近く経とうとしていても痛ましい景色はいくつも残っていて、自分が想像していた以上に復興が進んでいない場所もあったのが本音です。

それが陸前高田になるんですよね。



それでは110日目の様子をどうぞ。





道の駅「さんりく」にて起床。

テーブルまでガッツリ濡れてますね。
この軒下で停滞していた訳なんですけど、風でガンガン雨が入ってくるので滞在するには結構キツい場所でしたねー。道の駅「たろう」の休憩所が懐かしい…(;´Д`)

予報では今日は晴れて来るみたいですが、朝早かったためまだ霧がかかってました。
ゆっくりと出発の準備を進めるとしましょう。





このラーメンはさすがにないなと思いました…。

なんか汁がやたら少なくってめっちゃ塩っぱい味噌ラーメンに。
麺、二玉入れちゃえー☆濃い味好きだから水少なめにいれちゃえー☆
…とかやってたらこんな事になりました…。適当に作ったらダメゼッタイ。




ウダウダやってたら晴れて来ましたね!
それでは出発でございます。



相変わらずの登坂スタート。


相変わらずのトンネル。


狭っ!(;´Д`)


下りだから良かったもののおかしな勾配表示ですね。笑
ここからしばらくは長い下りが続いてくれてラッキー。






道中のコンビニで補給してると可愛らしい猫を発見。

やたら人慣れしてて、お店に入るお客さんに愛嬌振りまくってました。
どうもコンビニって猫がよく居着く気がしますね〜。

癒されたぜー、ありがとー!




やっぱり晴れっていいなぁ。
特別何かが変わった…という訳ではないんですけど、なんか元気になった気もする。





相変わらず坂ばっかりでキツかったけど、不思議と気分は悪くない。


そして陸前高田市へ。

ここも津波の被害が甚大だった所です。
峠道が終わり海沿いに再び出ると凄まじい光景が目に飛び込んできました。

実際目の当たりにして…とても胸が痛む場所でした。








海岸沿いは押し流されて何もありませんでした。

クレーンや工事関係の車両などは見かけられましたが、人の気配をほとんど感じる事が出来ませんでした。




こちらは震災の痛ましさを語る上では有名なマンションです。

5階立ての住宅なんですけど、4階部分まで浸水しています。
住んでいた方はこの高さまで津波が襲って来るなんて思っていたのかな…。
この建物の存在は事前に知ってはいましたが、こうして実物を目の前にするととても恐ろしく感じてしまいました。






そして「奇跡の一本松」へ

この辺り一帯は約7万本もの松の木が植林されていたそうですが、東日本大震災の時にそのほとんどが流されてしまいました。その中で唯一、この松の木だけが津波に耐えて立った状態のまま残ったことで、復興への希望を象徴するものとして「奇跡の一本松」と呼ばれるようになったそうです。


ただ、その後に塩害で根が腐り枯死してしまった為、防腐処理や補強などの保存作業をへてモニュメントとして再度元の場所へ立て直したという経緯があるそうです。




道の駅「高田松原」

立ち入りが禁止され、ここで寝るのは当然無理ですね。
ナイトランになってもいいので先へ進もうと思っていたんですけど…、すぐそばにあったお店が閉店してから相談した所、テント設営許可を頂けました。
ナイトランは出来れば避けたかったので本当にありがたかったです。



食事を摂り、一息ついて考えていました。


陸前高田は自分が想像していた以上に何もなく、復興も進んでいませんでした。
久慈市、宮古市、大槌町など通って来ましたが、被災の痛ましさを感じる景観はあったにしろ、お店や家も多く見られだいぶ復興も進んでいるもんだと思っていました。

旅の道中では被災された経験のある方や、被災地へいった旅人の話も聞いてはいましたが、まず自分の目で見てどう感じるのか、その時の気持ちに任せようと決めていました。

そして実際に陸前高田を訪れて思った事ですが…。



ただただ、切なかったです。



これだけ復興が進んでいない様子を撮りましたが、
じゃあ人出が足りないのか?ボランティアが必要なのか?もしそう聞かれた時に僕は…

「必要ない」と答えると思います。

自分が携わった仕事でそうなったからです。
そしてそうなっているのも、「自分にも出来る事を…」そういう想いを持った方々が日本中から集まって、ボランティアなどの復興支援に尽力された結果だと思っています。



現地でそれを感じるために、ここへ訪れた事は良かったと思います。
自分に出来る事がない無力さを感じる事になっても、伝えられるほどの濃密な体験が出来た訳でもないけど、ここへ実際に自分の足で訪れた事に意味があったと思います。



閑散とした景色や、津波の爪痕を残した建物と。
自分がここまで岩手で体験した事を思い返しながら、夕暮れ時の空を見ているとやっぱりどうしても切なく感じてしまう日となりました。




それではまた。



走行距離:30.93km
累計距離:9389km



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